時間 | |
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第一幕 | 70分 |
第二幕 | 60分 |
第三幕 | 60分 |
基礎データ |
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作曲 |
リヒャルト・シュトラウス(1864年~1949年)が、46歳の1910年に完成。 |
台本 |
フーゴー・フォン・ホフマンスタール(1874年~1929年)が、36歳の1910年に完成。 |
時代 |
「18世紀のウィーンの宮廷での習慣では、婚約披露に先だち、花婿から花嫁に「銀のばら」を送る習慣があり、そのための使者を「ばらの騎士」と呼ぶ。」とホフマンスタールが創作した習慣である。。 |
初演 |
1911年1月26日に、ドレスデン宮廷歌劇場での初演を観るために、ベルリン・ドレスデン間に臨時列車「ばらの騎士」号が走ったという。しかし、内容の不道徳さにより非難の声も多かったという。 |
主な登場人物 |
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オクタヴィアン・ロフラーノ公爵(メゾ・ソプラノ) |
17歳の青年貴族で15歳年上の公爵夫人を愛している。元帥夫人から、「ばらの騎士」になるよう依頼される。 |
元帥夫人マリー・テレーズ(ソプラノ) |
年齢差があり元帥である夫のヴェルデンベルグ公爵は、クロアチアに狩りに行き、留守にしている。32歳の夫人は、オクタヴィアンと不倫している。 |
オックス男爵(バス) |
レルヒェナウ家の35歳になる田舎貴族で、粗野で不作法な貴族。財産家の新興貴族の取り込みに失敗する。 |
フォン・ファーニナル(バリトン) |
最近、貴族になった商売上手な人。格式のあるレルヒェナウ家と婚姻関係を築こうと、政略結婚を企てる。/td> |
ゾフィー(バス)/th> |
アムネリスの父でエジプトのファラオ。エチオピア討伐勝利の褒美としてラダメスに、アムネリスの婿となり次期国王になることを宣告する。 |
ランフィス(バス) |
修道院を出たばかりのファーニナルの娘で、顔を見たこともない粗野な男爵と結婚させられそうになり、オクタヴィアンの計略と元帥夫人の忠告により、オクタヴィアンと結ばれる。 |
A4版を読む前に |
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「ばらの騎士」は、青年貴族オクタヴィアンの恋を中心に、話が進みます。 |
A4版(PDF) |
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このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。) 詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 derrosencavalier.pdf 「引用」 |