「繻子の靴(4日目)」

時間

第一幕 47頁
第二幕 97頁
第三幕 25頁
合 計 165頁  (上演例が見当たらず、岩波文庫の頁数とした)

基礎データ

台本 ポール・クローデル(1868年~1955年)が、61歳の1929年に完成。
初演 1943年11月25日に、パリ・コメディ・フランセーズでジャン・ルイ・バローの演出。

主な登場人物

ロドリッグと
日本人絵師
ロドリッグはアメリカ副王の職務を放棄しフェリペ二世の信を失う。
日本人絵師は、聖者の図画を作る手伝いをする。
スペイン国王と
宰相と女優

4日目の国王は、フェリペ二世のこと。1521年にマゼランがフィリピン諸島に到達したが、「フィリピン」は、当時の王太子フィリペ二世に因むもの。

セテペと肉屋の娘 セテペは、カミーユとプルエーズの娘。ロドリッグは育ての親で、セテペは、ロドリッグを父と呼んでいる。肉屋の娘は、その友達。

A4版を読む前に

【4日間通した「繻子の靴」のあらすじ】
1日目参照。
【4日目の「繻子の靴」のあらすじ】
 プルエーズもカミーユも共に死んで、ロドリッグが心の安らぎを得るまでを描いている。

≪ロドリッグからみた話≫
 ・日本での戦争で片足を失い、現在、日本人絵師を助手に、聖者の図画を作成している。

 ・10年前にロドリッグは、任地であるアメリカを捨てたことで、国王の信を失ったが、
   国王は、ロドリッグにイギリスの統治を女優を通じて打診し、面会するが、国王の意に
   沿わない発言をして、追放され奴隷として、市場に払い出される。しかし、修道女に買
   われて心の平安を獲得できた。

≪セテペからみた話≫
 ・3日目の最終場でロドリッグは、プルエーズとカミーユとの間の娘セテペを預かった。
   プルエーズが、自分の思い出にと、ロドリッグに残したのだが、その娘セテペは、ミュ
   ジークとナポリ副王の息子のドン・ファンに夢中であったが、出会い結ばれる。

≪スペイン国王からみた話≫
 ・国王は、イギリスを統治できる男として、ロドリッグを選ぼうとするが、イギリスにも
   アメリカの自由介入権を与えよと言うので、追放する。

A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 lesoulierdesatin4.pdf

「引用」
・ 翻訳:渡邊守章「繻子の靴」(㈱岩波書店)

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