オペラ「スペードの女王」

時間

第一幕 60分
第二幕 55分
第三幕 60分
合計 2時間55分

基礎データ

作曲 ピヨートル・チャイコフスキー(1840年~1893)が、50歳の1890年に完成
台本 アレクサンドル・プーシキン(1799年~1837年)の台本に、作曲者と弟モデストが脚色して完成させた
時代・場所 18世紀末、エカチェリーナ女帝の時代のサンクトペテルブルク
初演 189012月7日、サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場初演。1890年12月31日、キエフ初演、1891年11月4日、モスクワ・ボリショイ劇場初演

主な登場人物

ゲルマン (テノール) 3枚のカードの秘密の虜となる。元手無しのカジノなので実害はないはずだが、なぜか自殺する。
トムスキー公爵 (バリトン) ゲルマンの友人
エレツキー公爵 (バリトン) リーザの婚約者であった
伯爵夫人 (メゾソプラノ) リーザの祖母で、3枚のカードの秘密を知っている
リーザ (ソプラノ) エレツキ-とは、お見合い結婚であり気が乗らず、強引なゲルマンに知り合い惹かれるが、だまされる

A4版を読む前に

 チャイコフスキーは、九つものオペラを完成させているが、最後から二番目のものである。弟の台本のせいか、完成度に欠ける。聞き慣れ親しんでいる彼の有名な、バレエ曲、交響曲、管弦楽曲、協奏曲に比べると、オペラは得意でなかったようだ。

「スペードの女王」とは、リーザの祖母の伯爵夫人のことで、その理由は、パリでサンジェルマン伯爵から情事の頼みと引き換えにカジノの勝利の方程式を手に入れた彼女は、若い頃に成功を収めたことがあった。彼女の夫と、その後若い恋人の2人の男だけがその秘密を知ったのだという。なぜなら彼女の前に幽霊が現れて「3人目の要求者」が現れて力ずくで秘密を手に入れようとするから用心するように、と警告されていた。

A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 thequeenofspades.pdf

「引用」
・ 解説:戸田邦雄「最新名曲解説全集第19巻」(㈱音楽之友社)





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