歌劇「マノン・レスコー」

時間
第一幕 35分
第二幕 40分
第三幕 22分
第四幕 23分
合 計 120分
基礎データ
作曲
ジャコモ・プッチーニ(1858年~1924年)が、35歳の1893年に完成。
原作
アべ・プレヴォー(1697年~1763年)の「ある貴族の回想録」のなかのもの。
台本
ジュセッペ・ジャコーザとルイージ・イリカがまとめた。
初演
1893年2月1日、トリノ王立劇場。
主な登場人物
マノン・レスコー(ソプラノ)
マノンは、自由奔放で美人の18歳の女の子。身の丈を越えて贅沢好きで、心配したマノンの父親は、修道院に入れることにした。
デグリュー(テノール)
学生で、愛するマノンを一心に追いかける。
兄のレスコー(バリトン)
妹マノンを熟知しているためか、マノンに優しいが、気骨のない男。
ジェロンテ(バス)
財務官僚で、マノンを愛人にしたが侮辱されたために、マノンを逮捕させる。
エドモンド(テノール)
デグリューの友人の学生で、デグリューとマノンの逃走の手助けをする。
A4版を読む前に

このオペラは、自由奔放であったマノンと、マノンに一途なデグリューの逃避行を描いたもので、各幕での二人の気持ちの移り変わりを、下記にまとめてみた。

【第1幕】

 ①マノンは、修道院に入りたくないので、デグリューの誘いに乗る。

 ②デグリューは人目惚れしたマノンに愛を告白し離れたくない一心でパリに連れて行く。

【第2幕】

 ①マノンは、デグリューとの貧乏生活が耐えられずに逃げ出しジェロントの愛人になる。

 しかし、年長者との贅沢な生活にも飽きたところで、久しぶりにデグリューと会い、場所もわきまえずにデグリューとの愛を求めるが、居合わせたジェロンテを侮辱してしまい怒りをかい逮捕される。

 ②デグリューは、マノンに怒りを感じながらも、マノンの口説きに負け、再度、愛の炎に火がついてしまう。

【第3幕】

 ①マノンは、不安ながらもアメリカに行くが、自分の運命を受け入れる気持ちになっている。

 ②デグリューは、マノンに対する愛をいっそう募らせ、感情を爆発させ、マノンをアメリカまで追いかける。

【第4幕】

 ①マノンは、死さえも覚悟する境地に至る。

 ②デグリューは、絶望感に襲われ苦悩の絶頂にある。

A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 manonlescaut.pdf

「引用」
・ 翻訳:オペラ対訳プロジェクト「マノン・レスコー」(HP)
・ 解説:宮澤縦一「最新名曲解説全集第20巻」(㈱音楽之友社)