楽劇「サロメ」

時間

第一幕 105分

基礎データ

作曲 リヒャルト・シュトラウス(1864年~1949年)が、41歳の1905年に完成。
台本 アイルランド生まれのオスカー・ワイルド(1854年~1900年)が、37歳の1891年にフランス語で出版したが、ヘドヴィッヒ・ラッハマンがドイツ語訳したもの。
当時、マラルメ・フローベール等によりフランスで注目され始めていた。
時代 紀元30年頃のシリアのヘロデの宮殿。
初演 1905年12月9日に、ドレスデン宮廷歌劇場で初演。

主な登場人物

ヘロデ・アンティパス
(テノール)
父ヘロデ大王のような王でなく、イスラエルのガリラヤの領主にとどまる。異母兄の妻ヘロディアを妻としたため、ヨハネから姦淫の罪と指摘される。後日、カリグラ帝に王位申請するが、逆に領主の地位を剥奪、追放され、ヒスパニアで死ぬ。
ヘロディアス
(メゾ・ソプラノ)
ヘロデの妻。ヘロデ・ピリッポスと結婚しサロメが生まれる。しかし、異母弟アンティパスと再婚。ヨハネが自分を非難するので、ヨハネに逆恨みしている。
サロメ
(ソプラノ)
美しい月夜、予言者ヨハネの虜になり、自分を制御できなくなる。
ヨハネ
(バリトン)
ヨルダン川のほとりで洗礼者ヨハネが「悔い改め」を説き、洗礼を施していた。イエスはそこに赴き、ヨハネから洗礼を受ける。
ナラボート
(テノール)
シリア人の大尉で傭兵隊長。サロメの異常さについて行けず、自殺する。

A4版を読む前に

 美しい月夜、「サロメ」は、預言者のヨハネの虜になりキスを求めるが、拒否される。義父ヘロデから、自分が踊れば好きなものをあげると言うので、有名な「7つのヴェール」を踊り、キスしやすいように「銀の盆に載ったヨハネの首」を求め、その口にキスする、というものです。
・サロメは、どの場面からヨハネの虜になったのか。
・サロメは、ヨハネから「呪われている」と言われフラれるが、欲望の火は消えていない。
・サロメは、ヨハネの口にキスしたいので、首を求めることは踊る段階から決まっていた。

A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 salome.pdf

「引用」
・ 翻訳:内垣啓一「小澤指揮シュターツカペレ・ドレスデンのCD解説書」
   (ユニバーサル㈱)
・ 解説:門馬直美「最新名曲解説全集第20巻」(㈱音楽之友社)
・ 解説:広瀬大介「サロメの作品ノート」(新国立劇場)

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