本HPではオペラ・バレエ等のあらすじを、立体的に理解できるようA4サイズにまとめ、PDFでダウンロードできるようにしています。

歌劇「ドン・パスクワーレ」

時間
第一幕 45分
第二幕 35分
第三幕 45分
合計 2時間5分
基礎データ
作曲
ガエタ-ノ・ドニゼッティ(1797年~1848年)が、45歳の1842年に完成。
原作
ステファノ パヴェージ作曲、アンジェロ アネッリ台本のオペラ「マルカントニオ殿下」(1808)
台本
ジョヴァンニ・ルッフィーニ、作曲者
時代
19世紀初めのローマ
初演
1843年1月3日にパリ・イタリア劇場
主な登場人物
ドン・パスクワーレ(バス)
70歳で独身の頑固な資産家
エルネスト(テノール)
パスクワーレの甥
ノリーナ(ソプラノ)
若い亡人で、エルネストの恋人
マラテスタ(バリトン)
医師でエルネストの友人、パスクワーレを懲らしめる仕掛け人
公証人(バス)
偽の公証人で、マラテスタのいとこ
A4版を読む前に

パスクワーレは、良家の娘と結婚しようとしない甥のエルネストに財産を渡さないように、自分が結婚して子供をつくることを計画し、主治医のマラテスタに女性を紹介するよう依頼する。
マラテスタはエルネストの親友でもあるので、エルネストの恋人ノリーナを使って、親友を支援しようと、狂言をする。
そして最終的に、3人はパスクワーレに真実を打ちあけるので、自分が騙されていた事に気づいたドンパスクワーレは、全てを許してハッピーエンドで幕となる、楽しくなるオペラです。

A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 donpasquale.pdff

「引用」
・ 翻訳:「ドン・パスクワーレ」(HP:オペラ対訳プロジェクト)
・ 解説:宮澤縦一「最新名曲解説全集第18巻」(㈱音楽之友社)