| 主な登場人物 |
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| ラーイオス |
| テーバイの王。「息子に殺害される」という神託を受けていため、妻のイオカステーと交わらないようにしていたが、間違って生まれてしまい山の中に捨てた。 しかし、神託が成就してしまった。 |
| イオカステー |
| 父が、太陽神ヘリオス、母が、オーケアノスの娘ペルセイース。 ポセイドンがエロス経由で愛の矢を射たれ、牡牛と交わらされて怪物ミノタウロスが産まれた。 |
| ディオニソス |
| 母であることも知らずにオイディプスと結婚し、4人の子供を産んでしまった。それを知り、自殺する。 |
| オイディプス |
| 実の両親のことを知らずに大人になり、父を殺し、母と結婚し、それを知り、絶望の余り自分で目をえぐり、テーバイの王を辞して、放浪の旅に出てアテネのテセウスが迎えてくれた。 |
| アンティゴネ |
| オイディプスの長女。両親の恐ろしい事実を知るが父と共に放浪の旅に出る。 父の死後テーバイに戻り、殺害された兄が反逆者として遺体が埋葬されていないのを見て、埋葬して自害した |
| A4版を読む前に |
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オイディプスの悲劇は、神の神託と偶然の産物であるが、アンティゴネーの悲劇は、領土に関する争い、兄弟間の権力闘争、人間のやさしさ等、登場人物全般に人間性がでたドラマとなっている。 |
| A4版(PDF) |
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| このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。) 詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 oedipus.pdf 「引用」・ 翻訳:高津春繁「オイディプス王」(㈱筑摩書房) ・ 翻訳:中務哲郎「アンティゴネー」(㈱岩波書店) ・ 解説:ウィキペディア |