バレエ「くるみ割り人形」

時間

第一幕 50分
第二幕 45分

基礎データ

作曲・完成 ピョートル・イリッチ・チャイコフスキー(1840年~1893年)が、52歳の1892年に完成。
初演時台本 ETA・ホフマン原作の童話に、マリウス・プティパが台本を作成。
初演時振付 レフ・イワノフ
初演 1892年12月19日、サンクトペテルスブルグのマリインスキー劇場。

主な登場人物

金平糖の精(女)  お菓子の国の金平糖の女王。
コクリューシ王子(男) お菓子の国の騎士。
クララ(女) シュタールバウム家の気立てが良く優しい娘。フリッツという兄がいる。
くるみ割り人形(男) ドロッセルマイヤーの甥でハンス・ペーターという。
ドロッセルマイヤー(男) 器用な職人でかつ魔術師でもあり、クララ兄妹の名付け親でもある。

A4版を読む前に

 くるみ割り人形は、ストーリーがシンプルで子供達にも親しみやすく音楽が全曲通して美しいので、世界中の劇場において年末の定番の作品として上演されています。
  ただ、マイムが多くバレエの場面が少ないので、多くの振付家がストーリー・登場人物等に手を加える上演が多いので、その骨格になると思われるストーリーを下記に書きます。

 第1幕は、クリスマスイヴのパーティーの席で、クララ(版によってはマリーという名前であったりマーシャという名前であったり)がドロッセルマイヤーからくるみ割り人形をプレゼントされて、兄妹喧嘩もありますが招待者共々和やかに楽しんでいます。
パーティーも終わり夜12時の時計の音が鳴ると、ドロッセルマイヤーの魔術によりそのくるみ割り人形とネズミ達の戦いが始まります。
そこに、気になって起きてきたクララが加勢してネズミ達を追い払います。
実は若い王子様であったくるみ割り人形とクララは、ご褒美にお菓子の国への旅に招待されます。
第2幕は、そのお菓子の国で、金平糖の精から世界中の踊りにより歓待されて夢のようなひとときを過ごしますが、ドロッセルマイヤーの魔術により眼が覚めてしまうというバレエです。

 本HPでは、ストーリーの繋がりの良いピーター・ライト版により作成しています。

 ピーター・ライト版では、ドロッセルマイヤーがストーリーを導いていきますが、そこには下記の理由があったのでした。
かつてドロッセルマイヤーは、国中の半分くらいのねずみを退治しました。しかし、ねずみの魔女はその仕返しとして彼の甥のハンス・ペーターに呪いをかけ、醜いくるみ割り人形に変えたのです。その呪いを解くにはネズミの魔女の息子であるねずみの王様を倒し、かつその醜い容姿にもかかわらず愛してくれる少女が必要だったのです。
ドロッセルマイヤーは、心の優しいクララがその条件を満たすと信じ、醜いくるみ割り人形を贈ったのでした。

 第1幕は、クリスマスイヴの準備をしているクララの家の場面から幕が開きます。

A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 nutcracker.pdf

「引用」
・ あらすじ:HP「名作ドラマへの招待」

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