| 時間 | |
|---|---|
| 第一幕 | 34頁 |
| 第二幕 | 35頁 |
| 第三幕 | 38頁 |
| 第四幕 | 29頁 |
| 第五幕 | 27頁 |
| 合 計 | 163頁 |
| 基礎データ |
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| 原作 |
| ウィリアム・シェイクスピア(1564年4月26日~1616年4月23日)が1599年に完成 |
| 時代・場所 |
| BC45年、シーザーのムンダの戦いでの勝利によるローマへの凱旋から、BC42年、フィリッピの戦いでオクタヴィアヌス・アントニー連合軍が勝利し、キャシアスとブルータスが自決するまで。 |
| 主な登場人物 |
|---|
| ジュリアス・シーザー |
| 終身独裁官(BC100~BC44)。 |
| マーカス・ブルータス |
| 母はシーザーの愛人であったが、シーザーの友人(BC85~BC42)、小カトーに教育された。 |
| ケイアス・キャシアス |
| シーザー暗殺の中心人物(BC87~BC42)。 ブルータスの妹の亭主。 |
| マーク・アントニー |
| 反ブルータスの中心人物(BC83~BC30)。 第2回三頭政治のメンバー。 |
| オクタヴィアス |
| 母親がシーザーの姪(BC63~AD14)。 第2回三頭政治のメンバーで後にローマ帝国の初代皇帝となる。 |
| マルクス・レピダス |
| (BC90~BC13)第2回三頭政治のメンバー。 |
| マルクス・キケロ |
| 政治家、文筆家、哲学者(BC106~BC43)だが、アントニーによりプロスクリプティオに載せられ殺害された。ラテン語によりギリシャ哲学を紹介した。 |
| カルパーニア |
| シーザーの三番目の妻 |
| カトー |
| 高潔で実直、清廉潔白な哲学者(BC95~BC46)。 大カトーの曾孫だが、反シーザーの元老院議員であったので、シーザに追われ自害した。 |
| ポーシャ |
| 父である小カトーの仇であるシーザー暗殺に賛同した、唯一の女性(BC70~BC43)。 BC45にブルータスの妻となる。 |
| ルシアス |
| ブルータスの従者。 |
| A4版を読む前に |
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古代ローマに実在した独裁官ジュリアス・シーザーに対する陰謀・暗殺とその死の余波が描かれている。この劇ではシーザーは中心的人物ではなく、第3幕の始めに死んでしまう。この劇の主人公はブルータスあり、彼の愛国心・友情の間の葛藤が描かれている。 ************************* BC48・・シーザー(52歳)は、ファルサルスの戦い(テッサロニキの100㎞南西)でポンペイウスを破り、独裁官となる。クレオパトラと翌年6月までの9ヶ月過ごした。 BC47・・シーザーは、アレクサンドリアから、翌年ローマに帰還した。 BC45・・シーザーは、ポンペイウスの二人の息子をヒスパニアで殺害し、ローマに凱旋する。 BC44・・3/15にシーザーが暗殺され、クレオパトラはアレクサンドリアに戻る。 BC43・・オクタヴィアス(20歳)、アントニー・レピドスによる第2回三頭政治が行われる。 BC42・・アントニー・オクタウィアス軍は、フィリッピの戦い(テッサロニキの100㎞西)でブルータス軍に勝利した。キャシアスは10/3、ブルータスは10/23に自害した。 BC41・・アントニー(43歳)も、クレオパトラ(28歳)に一目惚れし、BC37に結婚し、子供を三人もうけた。 BC40・・アントニーは、オクタウィアスの姉の小オクタヴィアと政略結婚し、アテネに居住した。 BC31・・アントニー・クレオパトラ連合軍は、ローマ軍とアクティウムの海戦(西ギリシャ)で敗れ、アントニーは、翌年自殺する。 BC27・・オクタヴィアスが、第1代皇帝に就任する。 |
| A4版(PDF) |
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| このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。) 詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 juliuscaesar.pdf 「引用」 |