系図の趣旨 |
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ギリシャ神話を系図にして、主な登場人物について、簡単に説明を加えた。 神なので寿命がなく死なないので、ゼウス、ポセイドン、ヘラのように時代を超えて登場してくることと、人間の血縁関係の系図と異なって神話として自由に語られてきたお話を集約したものなので、系図の広がりが大きい。 系図の広がりが大きいため1枚のA4版に収納することができないので、制約も考慮しながら、下記のように可能な限りわかりやすく5枚のSeatに分けた。 語るのは人間だが、主人公達は神様なので血が通っておらず、系図で繋げてみると面白さに欠ける面があるが、ギリシャ神話の良さは、その局面のドラマにあるので、この系図を手掛かりに再度、読み返して深入りしていただきたい。 本HPの特徴ですが、作成に当たり「ヘーラー」を「ヘラ」に、「シート」を「Seat」にしたり工夫して短縮していますので、読み替えてください。 他の解説を読み、知識を蓄えてから、この系図を眺めてください。 |
(1)Seat①・・・混沌とした世界から生まれた5人の子供の系図 |
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大地の世界のガイア、愛の世界の女神エロス、暗黒の世界のエレポス、夜の女神ニュクス、奈落の神タルタロスという、5人の子供を通じた人間の持つ概念の神格化までを系図化した。 ガイアとウラノスの交わり方によって、子供たちの記載場所が異なるので、具体的に系図化した。 |
(2)Seat②・・・ティータン12神のガイアとウラノスの12人の子供の系図。 |
ギリシャ神話の有名人アポロン、アルテミスまでを中心に血筋を系図化した。
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(3)Seat③・・・クロノスとレアの子供(男性神3人と女神3人)の系図 |
ティータン12神の長クロノスの子供達である。3人の男たちは、公平に世界を分け、3人の女性たちは、女性に適性に合った業務を分担した。
ゼウスの次の世代の有名な神々は次の通りであるが、このSeatには主役級が多い。
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(4)Seat④・・・オーケアノスとテテュスの子供の系図(アテナ・パーン) |
ウラノスとガイアの子オーケアニデスの娘達は、それぞれ有名な神々に嫁入りしている。
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(5)シート⑤・・・ガイアとポントスの5人の子供の系図(テティス・オルペウス) |
・海の神ポントスとの関連性が薄いが、ネーレウスとドリスの娘エウリディケとオルペウスがある。 ・テテュスとペレウスの結婚披露宴で、「パリスの審判」事件が起きた。また、子供のアキレスの教育方針の相違で、離婚してしまった。 |
A4版(PDF) |
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このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。) 「引用」 |