オペラ「エフゲニー・オネーギン」

時間

第一幕 80分
第二幕 45分
第三幕 35分
合計 2時間40分

基礎データ

作曲 ピヨートル・チャイコフスキー(1840年~1893)が、アントニーナ・ミリューコヴァと離婚した1877年頃から作曲を開始し、38歳の1878年に完成。
台本 アレクサンドル・プーシキン(1799年~1837年)が、33歳の1832年に完成。プーシキンの母親の祖父は、ピョートル1世により信頼されたアフリカ奴隷のエリートであったという。
時代 1820年冬から1825年夏まで。エカテリーナ女帝の孫のアレクサンドル1世の時代で、1825年のデカプリストの乱が起きた自由主義の風潮の時代。
場所 ロシアの田舎にあるラリーナ家の邸宅とサンクトペテルベルクのグレーミン邸
初演 1879317日、モスクワ・マールイ劇場

主な登場人物

タチアーナ(ソプラノ) 17歳位で読書好きで内気なラーリン家の長女。
オリガ(ソプラノ) タチアーナの妹、陽気な社交家であるが軽率な女性である。
オネーギン(バリトン) 自由主義の風潮に乗れない無気力なサンクトペテルブルグ出身の25歳くらいの貴族。
レンスキー(テノール) ラーリン家の隣人。真摯な青年でオリガと婚約中であった。
グレーミン公爵(バス) 年の差があるがタチアーナと結婚し幸せである。
ラリーナと乳母(メゾ・ソプラノ) タチアーナとオリガの母と乳母

A4版を読む前に

 このオペラでは、3人の主役とその他の脇役が出演しますが、表題役のオネーギンは、2幕までの音楽的な活躍は少ないですが、3幕になってようやく、タチアーナが田舎貴族の娘からロシア帝国の首都であるサンクトペテルブルクに住居を構える公爵夫人になって上品な美しさを見て驚き、横恋慕しようとする場面に登場しますが、アリアを歌うわけではない。

 タチアーナは、1幕でオネーギンに一目惚れしてラブレターを書くが、オネーギンから冷酷に諭される場面と、3幕の後半でオネーギンに対して冷酷に突き放す場面に登場します。

 レンスキーは、作曲者から美しいアリアを2曲与えられており、1幕1場で、オリガに対して「詩人が愛するやり方で愛している」と歌う場面と、2幕1場で決闘に挑んで死を覚悟して「僕の輝かしい青春の日々はどこに行ってしまったのか?」を歌う場面で登場します。

 オリガとグレーミン公爵にも、1曲ずつアリアが与えられ、ラリーナと乳母と合唱は、出番が長いです。


A4版(PDF)

このPDFを出力して劇場に持参し、各幕前に読んで頭に入れておきますと数倍楽しくオペラをご覧いただけます。(上演中は周りの方々にご迷惑とならないようにお願いします。)

詳細の資料はこちらからダウンロードできます。 eugeneonegin.pdf

「引用」
・ 対訳:「エフゲニー・オネーギン」(オペラ対訳プロジェクトHP)
・ 解説:戸田邦雄「最新名曲解説全集第19巻」(㈱音楽之友社)





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